社内統一電子部品情報DB(データベース)構築の重要性
設計部門と調達部門で、別々の部品マスターを使用していることはありませんか?
或いは、事業部毎に別々に部品マスターが存在しているなど・・・
もし,そうであるならば、様々な無駄が内在していると考えて間違いないでしょう!
例えば
- 同じ部品の情報を、複数の人たちが別々に調査・登録している労務上の無駄
- しかも、全体の整合性がとれていない事によって業務上の無駄もを時々発生させているかも知れません
- しかし、最も大きな課題は製造コスト削減に向けた改革が進まないことです。
- 設計段階での部品選択に、部品流通性が考慮されているでしょうか?欠品対策にも影響します
設計段階で、製造コストの6割から8割は決まる。と云われています。
私たちが目標としているゴールは、要約して云えば、設計部門の部品選択時に、
部品選択基準の標準化・統一化。に加え、
市場価格・供給状態などの調達情報も与えて、
部品選択の適正化をはかるというものです。
では実際に、どのように社内DB構築をすれば良いでしょう?
構築のステップとして、弊社は大枠で下記のように考えています。
上記のステップはどの会社でも出来るわけではありません。必要条件としては
- 大規模電子部品情報DBから、必要部分をコピーして利用する
- 大規模DBに加えて、電子部品の専門家のスキルを利用する
- 先例企業のテンプレートをベースに各社の仕様をカストマイズする
こうした条件を満足できれば、相当コストを抑えた形で改革を実現できるのではないでしょうか?